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三ノ輪 下町の豊かな個性を実感する街

上野・浅草・三ノ輪の位置を三角形に見立てると、頂点に当たるのが三ノ輪…と言えばわかりやすいでしょうか。 三ノ輪という地名は、かつてこの地が海に突き出た岬状の地形で、その形から「水の輪」、または「水の鼻」と呼ばれていたのが転じて「みのわ(三ノ輪)」になったという説があります。駅は東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅と都電荒川線「三ノ輪橋」駅。東京や銀座など都心に直結する東京メトロ日比谷線、三ノ輪・早稲田間の生活感あふれる下町をのんびり走る都電荒川線…。 好対照な路線が交差している事が象徴するように、三ノ輪は東京の二面性がユニークな個性として現れている街といえましょう。
  • 酉の市発祥の地・鷲神社の酉の市はスゴイらしい!

    東京メトロ日比谷線「三ノ輪」駅から国際通りを南へのんびり10分ほど歩くと、酉の市発祥の地として知られる「鷲神社」に到着。
    酉の市は、霜月(11月)の酉の日に行われ、浅草の酉の寺(鷲在山長國寺)や各地の鷲神社、大鳥神社で行われる、江戸時代から続く祭りです。これでもか!とゴージャスな縁起熊手の露店がずらりと並ぶ様は圧巻の一言。
    熊手には値札がついておらず、売り手と買い手の交渉で決められます。また値切って買った方がより縁起が良いとも言われていますが、値札があった方が買いやすいという声に応え、去年(2008年)から値札が付けられるようになったそうです。300年を越す歴史の中でも初めての事で、これも時代の流れ…といったところでしょうか。 普段は静かな神社ですが、酉の市の人出は3日間で約80万人とも言われ大変な賑やかさだとか。来年こそ行ってみるぞ!

 

  • 五千円札でおなじみの樋口一葉。その文学と人生を知る

    鷲神社から小道に入り、5分ほど北上したところにある「一葉記念館」。
    台東区竜泉は樋口一葉が一時暮らし、名作「たけくらべ」の舞台にもなった場所。その縁から、昭和36年に記念館が建てられました。現在の建物は平成18年にリニューアルされたもので、和風かつモダンな空間が素敵です。
    一葉さんの生涯と文学はもちろん、お祖父さんの人となりや、結婚を許されなかった両親が江戸へ駆け落ちして結ばれた事実など、思わず“へぇ~”と唸ってしまう樋口家のヒミツがじっくりと堪能できます(要入館料300円)。
    記念館の向かいには「一葉記念公園」。園内の植栽は一葉ゆかりの草木が選ばれており、記念碑や石灯篭、人力車を模したベンチなど、往時の雰囲気をしのばせる工夫が凝らされています。

 

歴史と懐の深さを感じる、三ノ輪おすすめグルメ

土手の伊勢屋
台東区日本堤1-9-2

三ノ輪界隈の超有名なてんぷら屋さん。
創業は明治22年と、100年超の歴史を持つ老舗中の老舗です。お店の建物も年季が入っており、もはや歴史的建造物の域に達しています。
天丼のサイズは「イ」・「ロ」・「ハ」から選ぶことができます。一番小さい「イ」(1,400円)でも天ぷらが丼から思いっきりはみ出す気前良さ!
休日の昼時は行列が出来ていることもあるので、少しお時間をずらすのがオススメです。

 

カフェ バッハ
台東区日本堤1-23-9

創業40年と、これまた三ノ輪界隈の喫茶店といえば必ず名前の挙がる有名店。
お店の名前通り、店内はバッハが流れる正統派(?)な雰囲気。コーヒーの種類は多くて迷いつつ、とりあえず「バッハブレンド」を注文。ブラックで香りを楽しみつつ飲めば、気分はすっかりコーヒー通。
ちなみに、お店の入り口に「お酒を飲んでる人の入店お断り!」というシールが貼ってあるのが安心というか不思議というか。

※情報は2008年11月時のものです。