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低層マンションの特徴や魅力とは?高層マンションとの違いについても解説

近年、タワーマンション・高層マンションと並び、人気が高い低層マンション。 しかし、その魅力や高層マンションとの違いをご存じの方は少ないかもしれません。 この記事では、低層マンションの魅力や高層マンションとの違いを解説します。 マンションの購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

低層マンションとは

明確な定義はありませんが、一般的には2〜3階建てのマンションを低層マンションといいます。

その他にも、4〜5階建てを中層、6階建て以上を高層、20階建て以上を超高層マンション(タワーマンション)と呼ばれています。

低層マンションは建物の高さや開業できる店舗の業種が制限されている地域に建てられることが多く、住環境がいい傾向にあるため、閑静な住宅街で落ち着いた生活を送ることができます。

低層マンションとは

 

低層マンションのメリット

低層マンションの代表的なメリットは3つです。

 

住環境がいい

物件を選ぶ際に、最優先で注目すべきところは立地です。

低層マンションの場合、多くは第一種、第二種低層住居専用地域などの用途地域に建てられています。

これらの地域は建ぺい率や容積率の制限が厳しく、周辺には戸建住宅や2階や3階建ての共同住宅、小規模店舗がほとんどであるため住環境が保たれやすいのです。

建ぺい率は簡単にいうと「敷地面積に対する建築面積の割合」を示した指標で、用途地域ごとに30〜80%の範囲で上限が設けられています。

容積率は「敷地面積に対する延べ床面積」を示した指標で、用途地域ごとに50〜500%の範囲で上限が設けられています。

第一種低層住居専用地域は建ぺい率30〜60%、容積率50〜200%と各都市計画で定められた割合となります。建物の敷地内にはゆとりが生まれ、木や花を植えて庭にされることが多いため、自然豊かな環境になりやすいです。建ぺい率と容積率が低く、建物の高さも10mもしくは12mと制限されているため、大きな建物は建てられません。

低層マンションが建てられる地域は高層建物や大規模な店舗が建てられず閑静な住宅街であるため、良好な住環境になりやすいのです。 落ち着いた住環境を確保できる可能性が高いでしょう。

低層マンションのメリット〜立地

 

 

資産価値が安定

資産価値は高層マンションより低層マンションのほうが一般的に下がりにくいと言われています。

これは住環境が維持されやすいということが大きく影響しています。

前述したとおり、低層マンションが建てられる地域は、建ぺい率や容積率、建物の高さに制限があることにより周辺環境が保たれ、住環境の大きな変化が比較的少ないのです。

低層マンションのメリット〜資産価値

 

 

地震などの災害に強い

低層マンションはエレベーターを待つことも少なく、階段で上り下りができます。

有事の際にはマンションからの避難も素早く行えます。

地震が多い日本の建築基準は厳しく定められており、現在の新築マンションはかなり大きな地震が来なければ建物の倒壊は起きないと言われています。

また、都内では避難場所の確保という観点から自宅避難ができるように考えられています。

2019年秋に首都圏を直撃した大型台風ではタワーマンションの地下配電盤が浸水し、しばらく電気や水道が使えなくなることがありました。

災害時、低層マンションでは敷地をゆったりと使っている為、地下に配電関係を配置する必要がなく、仮に電気が使えない状態でも先に述べた通り、階段を利用した避難がしやすいです。

また、高層階は災害対策が取られているものの地震が起きたときに揺れが大きくなってしまう傾向があります。

低層マンションのメリット〜災害に強い

 

 

低層マンションと高層マンションの違い

先ほどは低層マンションのメリット中心でしたが、高層マンションとの違いを理解して、ご自身に合う住まい探しの参考にしてください。

  • ●住環境
  • ●共用設備
  • ●諸費用

それぞれ詳しく解説します。

 

住環境

低層マンションは前述した通り周辺環境や住環境がいいことが多いです。

良好な住環境をお好みの方は低層マンションを中心に探されるのもいいかもしれません。

一方で、高層マンションは商業地域に建てられることが多いため、生活利便性や交通アクセスに優れていることが多いです。また眺望が良い物件もあります。周りの建物次第にもなりますが、マンションに住むなら眺望!という方は高層マンションを中心に探されるのも良いかもしれません。

低層マンションと高層マンションの違い〜住環境

 

 

共用設備

共用設備は高層マンションの方が豊富に対応されている傾向があります。ゲストスペースが充実していたり、ジムが併設されていたりと、敷地内でできることが多いです。

しかし、低層マンションは容積率などによりゆったりした計画になることが多いため、敷地に緑が多く設けられている傾向があります。

一部タワーマンションでも敷地を活かした緑地計画もありますが、高層マンションだと敷地いっぱいに建物が建つことが多いため、中庭などは低層マンションならではかもしれません。

低層マンションと高層マンションの違い〜共用施設

 

 

諸費用

低層マンションと高層マンションは費用面でも大きな違いがあります。

新築分譲マンションのほとんどには長期修繕計画というものが組まれています。

マンションでは10年から12年くらいを目途に大規模修繕工事が行われています。

修繕積立金などはその工事のために支払われているものになります。

低層と高層では大規模修繕工事の組み方が異なり、外壁の修繕などは高層マンションでは大変な工事となります。

しかし、低層マンションでは高さがあまりないため、足場も組みやすく修繕工事の際も比較的楽だと言われています。

返済計画も加味して長期的な目線で自身にあったマンション選びを心がけましょう。

低層マンションと高層マンションの違い〜諸費用

 

まとめ

閑静な住宅街と低層マンション

マンション選びはご自身が求める環境によって、選択肢が異なります。

また、マンションは立地や建物コンセプトなどにより良さがそれぞれ異なります。

今回紹介した低層マンションは閑静な住環境を重視する方にオススメのマンションです。

駅や商業地域の近くに建てられることが多い高層マンションを検討するのも良いですが、閑静な住環境でゆったりとした生活を送りたいという方は、低層マンションを検討してみるのも良いのではないでしょうか?

日神不動産では低層マンションをはじめとした分譲マンションをご用意しています。

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