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体の内側から改善しよう!冬の乾燥肌対策

乾燥、マスク…冬の肌トラブルを改善するには?

冬は1年の中で最も湿度が低く、空気が乾燥する季節です。

冬になると『肌が乾燥する』と感じる方も多いのではないでしょうか。また最近では、マスクを着用する状況が続いているため、乾燥に加えてマスクによる刺激で肌荒れをする方も増えています。 今回は、冬に肌が荒れる原因と、その対策についてご紹介します。

 

冬は寒さや風の冷たさなどが増し、気温と湿度が急降下します。さらに、暖房器具などで室内の空気も乾燥し、肌の水分も失われやすくなります。また、気温が低いと血行が悪くなるとともに皮脂や汗の分泌が減少し、肌のバリア機能の1つである皮脂膜が十分に形成されなくなることによって肌トラブルが悪化しやすくなります。

冬の乾燥対策として加湿器を使用したり、いつもより念入りに肌の保湿をしている方も多いと思いますが、普段の生活の中で意識を少し変えるだけで、体の内側からも乾燥を防ぐことができるポイントをご紹介します。

 

  • 内臓を温める

    冷たいものを多く摂取したり、ストレス状態が続いて内臓が冷えると、末端の血流が滞り、冷えや乾燥につながりやすくなります。
    冷たい飲み物は避け、のどが乾いたら温かい飲み物を飲むようにしましょう。
    また、肌のうるおいのためには、バランスのよい食事も大切です。うるおいを保つビタミンAや血流を促すビタミンE、鉄分などを意識して摂取するようにしましょう。

 

  • 睡眠の質を高める

    肌のうるおいのためには、日々の睡眠がとても大切です。
    1日7時間の睡眠時間を確保することが理想とされていますが、睡眠時間がとれない方は、まず睡眠の「質」を高めることを心がけましょう。
    一番大切なのは寝始めてから最初の90分間です。この間に成長ホルモンが最も多く分泌されるノンレム睡眠が訪れるので、ここでしっかり深い眠りにつけると、細胞の成長や正常な新陳代謝が促進されて肌の保水量が高まり、自律神経やホルモンの働きもよくなります。
    その他、ストレスや直接肌に触れる衣類や寝具など私たちの日常生活には、乾燥肌になる要因がたくさん潜んでいます。まずはこの2点の意識を変えていくところから始めてみましょう。

 

次に、マスクでの肌荒れの原因と改善策についてご紹介します。

まず、マスクでの肌荒れには以下の原因があります。
① 湿気(マスクの中は高温多湿で、雑菌が繁殖しやすい環境なので、会話・咳・くしゃみなどで飛んだ唾液による雑菌がマスク内で繁殖します)
② 乾燥(マスクの中では湿度が高いと思われていますが、マスクを外した直後は肌表面の水分が蒸発し、今まで以上に乾燥します)
③ 摩擦(マスクの繊維と肌がこすれることによって、肌のバリア機能が低下します)

マスクによるこれらの肌荒れを防ぐために、以下の方法から実践してみましょう!

  • ・マスクの選び方、使用法
    敏感肌の方は、布マスク(綿100%、ガーゼ、シルクなど)を着用すると、通気性が良く、表面が毛羽立っていないため肌への摩擦が軽減できます。不織布のマスクを使用する場合は、ガーゼをマスクの内側に入れて、直接不織布が肌に当たらないようにします。また、顔にあったサイズのマスクを選ぶと、摩擦を減らすことができます。 マスクを外す際は、両手で紐を持ち、肌に摩擦がかからないように外しましょう。

    ・適切な洗顔
    マスク内は、水蒸気、汗、皮脂、皮膚常在菌、口腔内細菌が混在する環境となるので、適度な洗顔が大切になります。ただし、洗いすぎや、ゴシゴシ洗いはダメージを受けた肌には余計負担になるので、低刺激の石鹸や洗顔フォームを使用し、よく泡立てて、朝と夜2回の洗顔をしましょう。洗顔後は保湿も忘れずに。

 

  • ・生活習慣を整える
    皮膚は食べたもので出来ているので、高タンパク低糖質ビタミン亜鉛などを摂取することを心がけましょう。これらの栄養分はコラーゲンをつくったり、炎症を抑制する作用があるなど、皮膚の機能に大きく影響しています。

    また、適度な運動は皮膚の末梢循環血流を上げるので、手軽に取り組める「美容」となりますが、マスクを着用して運動すると酸欠になりやすくなるので、注意してください。

 

乾燥肌は空気の乾燥だけでなく、生活習慣などのさまざまな要因によって改善することが可能です。マスクを着用しても快適に過ごすためには、素材やサイズ選びに気をつけ、長く着用しないことや毎日のスキンケアにも注意しましょう。 マスク生活もまだまだ続きそうなこれからの季節、感染症予防と合わせて乾燥肌対策も積極的に行いましょう!