品質管理への取り組み

お客様が安心して暮らせるために、徹底した施工管理を実施

当社では、マンションに対するお客様の信頼を確保すべく、建設工程(施工管理)において、ISO9001品質マネジメントシステムの認証を取得。これは、製品やサービスの品質保証を通じて、顧客満足向上と品質マネジメントシステムの継続的な改善を実現する国際規格です。グループ会社の多田建設とともにグループ一体で高度な品質を追求し、お客様に納得していただけるサービスの提供に努めています。

企画・設計
image1 お客様のニーズやマーケティング調査・分析を行い、マンションを企画・設計しています。
着工 ~ 竣工   

お客様に安心できる住まいを引き渡すまで、設計部と多田建設とで徹底的な検査が行われます。蓄積された品質に対するノウハウは、他の施工会社に工事を依頼した場合にも発揮され、同様の品質の住まいを提供しています。

■施工会議 ■基礎工事 ■躯体工事 ■中間検査(建設・設備)
■消防・建築行政庁の検査 ■社内竣工検査 ■内覧会 ■引渡し

image2 image3 image4 image5

引渡し後
image6 完成から1・2年後の定期点検やアンケート調査、日常の建物管理、長期修繕工事など、将来のことまで見据えたアフターケアやサービスを提供しています。

よりよい暮らしを追求するために、「お客様アンケート」を実施

設計部では、住まう人たちの暮らしがさらにいいものになるよう、そしてこれから建設していく住まいがさらに喜ばれるものとなるよう、マンション完成から1年後の点検時に30項目を超える「お客様アンケート」を創業以来、長年実施してきました。
たとえば、設備の使い勝手やエントランスホールの明るさ、サービスのあり方など、お客様のニーズを調査。
『オープンキッチンでも手元が隠れるとうれしい』との声を受け、カウンターを作業スペースより高く設計するなど、これまでにいただいた要望を数多く実現してまいりました。
実際に暮らしているからこそ感じる率直な意見と真摯に向き合い、よりよい暮らしを追求していきます。

image7

image8

グループ内に建設会社を擁するからこそできた遮音実験

image9 「お客様アンケート」に騒音に関する意見が上がったことがありました。
当社としては、徹底した対策が必要だと考え、床の工法にさらなる工夫を加えることに。
設計部と多田建設でアイデアを出し合いながら何度も綿密な打ち合わせを行った結果、床に「球体ボイドスラブ工法」を採用。
「球体ボイドスラブ工法」とは、蜂の巣のような無数の空隙部を設けることで剛性(建物の重みやたわみに耐えられる性質)を低下させず、遮音性を高める工法。梁も少なくなるうえ、断熱性の効果も発揮できます。
物音が聞こえない静寂な時刻、建設中のマンションの床で遮音性の実験を開始。重いものと軽いものを落とすことで生じる、それぞれの音を測定。低音の測定には重量のある大きなタイヤを用いました。実験の結果、遮音性が認められ、その実験以降「球体ボイドスラブ工法」を採用しています。
グループ内に建設会社を擁するからこそできたこの共同作業。施主と施工会社という立場を越え、グループ企業として品質を追求し、今後もよりよいマンションを創出していきます。
(全ての物件に採用されているものではありません)


安全で安心な住宅であることを証明するために住宅性能評価書を取得

「住宅性能評価書」とは?
国土交通大臣に登録した第三者評価機関が全国共通ルールのもと、新築住宅の性能を公平な立場で評価・表示した書面。10の分野のうち、選択した項目の住宅性能について、「1」や「2」などのわかりやすい等級や数値などで表示しています。当社は新規供給するすべてのマンションで住宅性能評価書を取得しています。

2種類の住宅性能評価書
住宅性能評価書には「設計住宅性能評価書」と「建設住宅性能評価書」があります。2つの性能評価により、マンション全体の基本性能を客観的に知ることができ、国が指定した第三者評価機関がマンションの見えない所までも厳しくチェックします。

住宅性能評価はこのマークが目印

住宅性能評価書を取得するメリット
専門知識がなくても建物全体の基本性能を知ることができるほか、建設住宅性能評価書が交付されていれば、万一のトラブルにも専門の指定住宅紛争処理機関が利用でき、弁護士や建築士などが紛争処理にあたります。 さらに、等級に応じて住宅ローンの優遇や地震保険の割引が受けられ、売却する際も有利になります。

  • 1.構造の安定に関すること

    地震、暴風、積雪など、建物に影響を与える自然の力に対する強さを評価します。

  • 2.火災時の安全に関すること

    火災が発生した時の発見の早さ、火災に対する建物の強さ、非常口など、安全に避難や脱出ができるかどうかを評価します。

  • 3.劣化の軽減に関すること

    鉄筋や鉄骨、コンクリートなど、材料の劣化の進行を遅らせるための対策がどの程度とられているかを評価します。簡単にいえば建物構造体の寿命です。

  • 4.維持管理への配慮に関すること

    給排水管やガス管の点検や清掃、補修、つまりメンテナンスをしやすくするための工夫について評価します。

  • 5.温熱環境に関すること

    冬は暖かく、夏は涼しい環境をつくる。結露を防止してダニやカビ等の発生を抑えるなどの効果がある断熱性能について評価します。

  • 6.空気環境に関すること

    建材や家具等から発生する化学物質を抑えることやハウスダスト、ダニ、カビ等を抑える換気効果について評価、または対策を表示します。

  • 7.光、視環境に関すること

    日照・採光・通風のほか、眺望・開放感・やすらぎなどにも影響を与える窓、建築基準法の採光規定とは別に、窓の持つ効果をプラスして総合的に表示します。

  • 8.高齢者等への配慮に関すること

    ご高齢の方や体の不自由な方への配慮や工夫(バリアフリー)がされているかどうか。先々のリフォーム等も視野に入れ、新築時点での対応を評価します。

  • 9.防犯に関すること

    平成18年4月1日以降に設計住宅性能評価が申請される住宅に対して追加された評価項目です。 住戸の開口部の侵入防止対策について評価します。